少人数での少量生産
和歌山県にある三代続く小さな梅干屋。大型機械はありません。しかし長年の経験、実績はあります。昔ながらの手法を守り、少人数で製造、加工。一粒が大変高価な南高梅を丁寧に一粒づつ作っています。
和歌山県産の完熟南高梅のみを使用
原料となる梅は全て紀州南高梅。和歌山県産にこだわり県内の生産者様より南高梅をその時の適正価格にて仕入れ。三代目が現物を目でみた物だけ選別し、他府県産の梅や海外産の梅はあつかわないとのこと。また、自社農園では農薬、肥料を使わずに、収穫や作業が容易ではない急斜面の山間で自然農法にて南高梅を栽培。
急な山間ゆえ育つ、生命力豊かな究極の南高梅ができあがるのです。
代々続く秘伝のレシピ
創業当時よりかわらない昔ながらの製法を守り続けています。収穫した南高梅は収穫日に塩漬け、天日干しと昔ながらの製法で製造。減塩の調味梅干しは20年以上かわらない当社独自のレシピ。漬け込む調味液は代々継ぎ足しにて熟成化学調味料に頼らない手間と時間のかかる漬け込み方法を行い、美味しくなるようにモーツァルトも聴かせているとのこと。
作業効率やコストをかけて、本気の梅干しを作っています。
3年熟成、究極の梅干し
どんな調味料にも熟成に勝るものはなし。看板商品の一つ、「3年熟成の農薬を使わない梅干し」は、自分達が食べたいと思い無農薬で栽培した収穫量の少ない梅を3年間熟成したという代物。
ただすっぱいだけではなく、酸味の中にあるまろやかな味わい。意外と梅干しはナチュラルなものが少ないのですが、これは完全無農薬かつ無添加。カラダに優しい梅干しです。
逆境をバネに
２００６年７月集中豪雨により製造工場が全壊。会社がなくなり製造不可能になりました。 三代続いた梅干屋に幕を下ろそう・・・そんな折にお客様からの激励の電話が。梅干しを待っているお客様がいる。梅干屋をつぶしてなるものかという思いで開発した”フルーツ梅干”。 逆境をバネに業界で初めて梅干では受賞不可と言われた”モンドセレクション”を受賞することが出来ました。その後最高金賞受賞、6年連続受賞、海外でも認めれれる梅干になりました。
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